平尾台:桶ヶ辻(569m)〜周防台(607m)〜広谷台(511m) 福岡県


カキラン


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広谷台から見る歩いて来た稜線

 
 
キキョウ

ノハナショウブ


2008年7月10日

 平尾台の中央にある茶ヶ床園地から、標記3座を周回した。距離は7.3km、所要時間は3時間50分であった。

 今日のめあては、カキランとノハナショウブである。
 たくさんある鍾乳洞の一つ、目白洞のそばから農道を歩いて桶ヶ辻へ向かう。このルートは初めてである。農道から桶ヶ辻への取り付き地点は、胸の高さにまで伸びた夏草に覆われていて、分かりづらい。
 地図から検討をつけて、ススキやササの中を泳ぐようにして進んでんいると、やがて草丈が低くなり踏み跡が現れる。そこから先は、全行程を通して踏み跡は明瞭で草丈も低く、歩くのに支障はない。

 桶ヶ辻から権現山へ向かう稜線は、見晴らしが良くて快適だ。日ざしは強いが、ササ原を吹く風は心地よい。

 稜線では、お目当てのカキランがたくさん咲いている。よく見ると花は最も良い時期を少し過ぎているが、まだまだ美しい。名の由来は花の色がカキの実に似るから。

 道沿いにはピンクのカワラナデシコや淡いブルーのサイヨウシャジンも咲き始めている。咲き始めた花々を愛でながら歩いていると、思いもかけないキキョウの花が一輪開いていて嬉しくなる。キキョウは、梅雨明けを待っていたかのように咲き始めたようだ。

 途中の広谷湿原ではモウセンゴケが白い小さな花をつけ、たくさん自生をしているノハナショウブは、見頃を迎えていた。

オオバノトンボソウ

 
サイヨウシャジン


モウセンゴケ

 
コマツナギ


               
ミヤコグサ               

 
 

カワラマツバ

 
ネジバナ


ネムノキ

 
ハギ

ナワシロイチゴの実

 
イヌビワの実


シバグリ

 
ヌマトラノオ


オカトラノオ

 
カワラナデシコ


ギボウシ

 
カセンソウ


囀るホオジロ


巣立ちしたばかりのヒバリ くちばしはまだ黄色く、カメラを珍しそうに見る姿が愛らしい


オンブ中のバッタ



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