馬口岳(1435m) 宮崎県


経路概念図 クリックで拡大




カエデの若葉

 
登山口にある標識


ヒメハギ


5月26日

 椎葉村川の口集落にある川の口橋のそばから、つづら集落へ村道が延び、その先は林道となっている。
 その林道の終点にある登山口から、山頂を往復した。距離は5.3km、所要時間は2:45であった。

 国道から村道を経て林道に入ると幾つも分岐しているが、分岐点には道標があって
分かりやすい。
 林道終点の登山口は小さな広場で、数台の駐車スペースにもなっている。

 登山道は樹齢30〜40年のスギ林の中を通り、やがて稜線に出る。稜線は自然林で心地よく、日当たりの良いところでは紫のヒメハギが初夏の爽やかな風に揺れている。登山道は明瞭で、要所に道標や目印があって分かりやすい。

 緩やかな稜線を進むと、西に市房山が見え始める。しばらく登ると、すぐ近くに眩しいような新緑に覆われた江代山が見えて、程なく山頂に着く。

 山頂は樹林に囲まれていて、見えるのは市房山と江代山などの狭い範囲である。
 山頂から稜線を西へしばらく下ると、バクチ石に着く。そは素晴らしい展望台である。

 その展望台からは、山並みが視界の果てまで重なっていて、脊梁の山懐の深さを感じる風景が広がっていた。 

稜線の自然林


江代山


バクチ石からの眺め



Back