傾山(1602m) 宮崎県


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山頂


アケボノツツジ

 
  5月7日

 日之影町を通る県道6号線の杉ヶ越トンネルから、南陵新道を辿って山頂を往復した。距離は10.9km、所要時間は8:10であった。

 このルートを歩くのは13年ぶり、2回目である。山頂までの距離はさほど長くはないが、アップダウンや梯子場がたくさんあって、多くの時間が
かかり、体力も消耗する。

 前回訪れた時は、梯子の多くが現地調達の自然木で架けられていた。その梯子は、不安定なものや朽ちかけたものもあって、怖さを感じたものである。
 しかし、今回は梯子がアルミ製に変えられ、しっかりと固定をされていて、安心して通過することができた。

 今日の目当ては、アケボノツツジである。花は、標高1200mあたりまでは既に終わっていたが、1300〜1500m付近は満開で、岩稜に咲く様子は日本画を見ているようだ。

 尾根を登りきって稜線に出ると、爽やかな風が吹き渡っていて心地よい。
 稜線にたくさん自生をしているアケボノツツジは花を開き始めたところで
、見頃は4〜5日後になりそうだ。

 山頂からの展望は360度。見渡すと、脊梁の山々が幾重にも重なり、西には祖母山が圧倒的な姿を見せていた

シャクナゲ




ミツバツツジ


ヒカゲツツジ


アセビ

 
梯子場


シロモジ

 
 
 
ギンリョウソウ


綿を被ったように咲くマルバアオダモ

        

ヒメミヤマスミレ


マムシグサ


ハイノキ



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