新城(404m)〜金満山 かねみつやま(526m)〜焼立山(759m) 福岡県





後方は田川方面



行橋市街地の先に霞む周防灘

 

経路概念図 クリックで拡大



3月21日

 香春町の後入道集落にある新城登山口から標記3座を周回した。距離は8.4km、所要時間は3:55であった。

 「新城」と「金満山」は、地元の皆さんによって最近開かれた山である。「金満山」とは、あやかりたくなるような名前に興味津々出発する。登山口近くの駐車スペースは2〜3台と狭いが、登山口には良く目立つ黄色い標識が立てられている。この色は登山者の安全を願ってのことであろう。登山道を開かれた、皆さんの気持ちが伝わってくるようだ。
 踏み跡は定着しつつあるところであるが、目印が付けられていて分かりやすい。

 新城までは急傾斜のスギ林の中を通り、山頂は自然林の木立の中で眺望はほとんどない。新城から金満山へは自然林の尾根歩きで心地よい。途中には背丈ほどの石灰岩が、たくさん立ち上がっている。金満山の山頂も自然林に包まれていて、眺望は枝越にちらほらというところ。興味があった金満山の山頂は、何の変哲もない尾根上の突起である。この山名の由来は改めて調べてみた
いと思いながら、焼立山へ向かう。

 金満山から焼立山へかけても自然林の尾根歩きだ。焼立山の直前で、福智山から牛斬山への縦走路に出合う。縦走路は幅の広い防火帯で見晴らしも良く、視界は一気に広がる。

 焼立山の山頂からは英彦山や古処山、三郡山の山影が見え、東には行橋市街地の先に周防灘が霞んで見えている。

 山頂からは、進んできた延長方向にも防火帯が延びていて、間違ってその防火帯を進みそうになるが、地形図とコンパスで進行方向を確認して、金満山から縦走路に出合った地点へもどり、牛斬山方向への縦走路を進む。
 縦走路では、鮎帰新道への分岐点を見落とさないように、分岐点の位置を予測をしながら進む。
分岐点には登山口と同じ黄色い道標が立てられていてすぐに分る。

 分岐点から先は目印があり、踏み跡もほぼ明瞭分かりやすい。途中には鮎帰川の源流点や兵頭岩や坊主岩などの表示があり、新たな興味が湧いてくる。

 道沿いではミツマタの黄色い花が咲き、サツマイナモリなども咲き始めていた。   
 
金満尾根の石灰岩


坊主岩


兵頭岩


鮎帰川の源流点


マルバコンロンソウ


サツマイナモリ


ミツマタ

 

フキノトウ


オオイヌノフグリ


日なたぼこ中のメジロ


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