白馬山 はくばさん(233m)〜大法山 たいほうざん(233m) 福岡県


白馬山々頂


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大法山々頂


 3月18日

 嘉麻市の旧山田市にある安国寺から標記2座を経て展望台へ周回をした。距離は4.2km、所要時間は1:50であった。

 登山口の安国寺には広い梅林がある。梅林は満開を少し過ぎていたが、爽やかな香が漂ってくる。梅林を過ぎると、古木が茂る自然林となり、その中を歩くのは心地よい。
 古木はいずれも幹周りが大きく、空洞もたくさんできていて、フクロウや小鳥たちの子育てには絶好の環境である。

 途中では、ムクロジやバクチノキの大木が現れる。バクチノキは赤茶色の木肌をしていて、よく目立つ。
 その名は博打で負けて、裸にされた人の肌に見立てたことに由来するそうで、博打に対する戒めを込めて名付けられたのであろう。

 人里の近くに、これだけの古い自然林が維持されているのは珍しく、将来にわたって大切に保存されることを願いながら山頂をめざす。

 山頂はいずれも、木立に覆われていて展望はないが、大法山の先にある展望台からは、筑豊盆地の外輪をなす英彦山から馬見山、古処山にかけての山並みが連なっていた。 


登山口である安国寺の梅林


白馬山から大法山への稜線

 

ムクロジの大木


バクチノキの大木


クサイチゴ


岩肌に着生しているイワヒバ


地面を彩るヤブツバキ


展望台から見えた馬見山〜古処山の山影


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