国見山(776m) 佐賀県


経路概念図 クリックで拡大



 国見山


2月25日

 伊万里市の国見トンネル東口にある国見湖畔公園から、栗木峠を経て山頂を往復した。 距離は6.9km、所要時間は1:55であった。

 栗木峠へ通じている旧国道489号線は、公園のところで車のみ通行止めになっている。公園から旧国道をしばらく歩いて「大日杉」のところから山道へ。山道は高圧電線の巡視路にもなっていて、電力会社の道標があり、これが目印である。

 「大日杉」は推定樹齢400年。幹が数本に別れた樹の姿は堂々として、風格さえ感じる。

 山道は栗木峠で先ほどの旧国道と出合う。峠には数台の車が停まっていて、長崎県側からは車の通行ができるようだ。

 登山道は峠から九州自然歩道と重なっていて快適だ。照葉樹の中をしばらく進むと、林床は昨日の雪で白くなっている。頭上ではシジュウカラが囀り、コゲラは枯れ木でリズミカルなドラミング。彼がつついている木は空洞になっているのであろか。体の割には大きな音だ。

 山頂は照葉樹の木立に囲まれていて眺望はないが、展望台に上がると、素晴らしい風景だ。東には青螺山や黒髪山が連なり、南には大村湾、北に目を向けると伊万里湾から玄界灘にかけての雄大な景色が広がっていた。 

山頂の石碑

 
旧国道から山道への取付き地点


北に広がる玄界灘


小型の啄木鳥コゲラ

 
盛んに囀るシジュウカラ


推定樹齢400年の大日杉


アカガシの大木


照葉樹の登山道

 
雪道の彩り



Back