腰岳(488m) 佐賀県 |
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伊万里市役所から見た腰岳 |
経路概念図 クリックで拡大 |
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山頂から見た伊万里湾 |
2月23日 腰岳は伊万里市の南に位置する山で、市街地から近い。 修道院前の広場から山頂を経て中腹を通る林道へ周回した。距離は4.6km所要時間は1:35であった。 今日は久々の単独行である。車から降りると白い犬が2頭駆け寄ってきて、盛んにじゃれついてくる。 適当にあやしながら準備をして歩き始める。すると、1頭がついてくる。赤い首輪をしているところから見ると、飼い犬である。そのうちにいなくなるだろうと思っていたが、下山するまで一緒に歩いた。 犬と一緒に歩くのは久しぶりだ。以前、久住の黒岳で登山口から犬がついてきたことが数回あり、その時以来だ。 彼は案内をするようにして、先に歩く。私が遅れると、立ち止まって振り返りながら待っている。こうなると長年の飼い犬のように可愛くなり、彼の色から「しろ」と呼ぶことにして一緒に歩く。 出発地からしばらくは林道歩きだ。途中、山側に山頂の方向を示す道標があり、そこが地蔵登山口である。 登山道は明瞭で途中には地蔵が祀られている。 山頂に着くと伊万里湾が広がっていて、絶好の展望台だ。しばらく眺めていると「しろ」は足下で寝そべって日向ぼこ。 山頂からは尾根を南、越ノ峠方向へ下って林道に出た。そこからは林道を歩いて出発地点へ向かう。途中では黒いガラスの固まりのような黒曜石のかけらが目に付く。 黒曜石は石器時代には鏃や刃物として利用されていた石材である。腰岳は黒曜石の産地として知られ、山麓には多くの遺跡があるそうだ。 「しろ」との別れは車に積んでいたアジのせんべい。一緒に食べて別れを告げた。 |
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登山道取付き地点 地蔵登山口 |
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出発地から一緒に歩いた犬 |
黒曜石のかけら |
途中にあるシイの古木 |
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ハナミョウガの実 |
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途中の石仏