由布岳東峰(1583m) 大分県


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登山口から見た由布岳


登山口から見た鶴見岳


エビの尻尾が大きく発達した山頂の標識


2月1日

 正面登山口から山頂を往復した。距離は7.9km、所要時間は4:05であった。

 快晴、風は弱く絶好の冬日和。山頂を見上げると、白く輝いている。霧氷を期待して、足取りも軽く出発する。

 登山口から続く草原では「クックッオー。ケン、ケーン」キジの大きな声が盛んに聞こえてくる。明るい陽射しに、春が近いことを感じての縄張り宣言であろうか。

 標高が1000mほどになると登山道に雪が現れ始め、林床は白一色だ。さらに高度を上げ、標高1400m辺りまで来ると、一面の霧氷帯に変わる。

 霧氷は木々の枝全てを包み、青空を背景に見事な造形美を見せている。その姿や形は一つ一つ異なり、見ていて飽きることがない。

 山頂は一面の霧氷に覆われ、霧氷はふっくらと厚ぼったい姿をしている。
 この辺りの霧氷は何日も融けることなく、次から次へと積み重なるよう

 山頂からの展望は360度。遠くには、白く装った久住の峰々が霞の上に淡く浮かんでいた。
  


山頂から見た剣ノ峰


山頂から見た由布市街


霧氷に覆われた山頂


サンゴのような形をした霧氷

   
氷の小さな結晶を振りかけたような霧氷


雪に覆われた明るい林床

 

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