大将陣山(910m) 大分県

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山頂


登山口から続く土塁


1月10日

 登山口は日田市伏木から北西へ延びる林道の終点にあり、そこにはNTTの無線中継塔がある。往復の距離は3.4km、所要時間は1:35であった。

 登山道は、電波塔の横から北北西へ延びる尾根の小さな土塁上にあり、その土塁は次のピークの近くまで続いている。この土塁は何のために築かれたのであろうか。午前中、山城の遺構を見てきただけに、興味が湧いてくる。領地の境界か、戦のためか。それとも、動物の侵入や被害を防ぐためのものであろうか。

 登山道はほぼ明瞭で、要所には道標もある。途中には倒木が少しあるが、歩くのにほとんど支障はない。
山頂一帯は伐採をされており、見通しはよい。しかし、この日は濃い煙霧が発生をしていて、周辺の山々はぼんやりと霞んでいる。

 それにしてもこの3日間は、連続して濃い煙霧が発生をしている。煙霧は大気に含まれる塵によって発生をするとされている。
 このところの冬とは思えない暖かさと濃い煙霧の発生は、地球規模の温暖化と大気汚染物質の飛来によるものであろうか。気がかりな現象だ。



たくさん実ったフユイチゴ



ツルリンドウの実

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山頂からの眺望  は登山口の無線中継塔