小屋ヶ岳(991m)大分県〜経読岳(992m)福岡県 


経路概念図 クリックで拡大



12月18日

 福岡県豊前市求菩提資料館の先にある登山口から、笈吊峠を経て小屋ヶ岳〜経読岳へ。復路は往路を引き返し、途中から経読林道へ周回をした。距離は14.8km所要時間は5:55であった。

 笈吊峠から犬ヶ岳へは過去に何度も歩いているが、経読岳方面への縦走路を歩くのは初めてである。

 笈吊峠から東へ向かう稜線は、九州自然歩道でもあり快適だ。稜線の北面には雪残っていて、落ち葉とコントラストは鹿子模様のようだ。

 最初の小屋ヶ岳は稜線の南西に聳えていて、きれいな二等辺三角形をした山である。 小屋ヶ岳へ向かう分岐点に道標はないが、縦走路から小屋ヶ岳へ連なる尾根を辿る。踏み跡は不明瞭で、途中に目印はあるがまばらである。
 尾根はやがて谷に出合う。再度東側の尾根へ登ると耶馬渓側からの登山道と出合う。
 そこには道標があり、私たちが向かっている小屋ヶ岳と経読岳への矢印が示されている。ここからは踏み跡も明瞭で、目印も次の目印が見える間隔で付けられていて、歩くのに支障はない。
 登山道の状況から、この山へのメインルートは耶馬渓方面からのようである。

 山頂からは往路で出合った登山道まで引き返し、そこからは道標の矢印に従って縦走路へ向かう。縦走路のすぐ手前で、尾根を南北にまたぐ林道に出た。その林道を数十メートル進むと縦走路と出合う。

 縦走路から小屋ヶ岳へは、この林道から向かうほうがわかりやすく歩きやすい。

 縦走路を北北東へ進み経読岳へ向かう。経読岳からは豊前海方面の展望を期待していたが霞の中、ほとんど見えない。西に目を向けると、先ほど歩いた小屋ヶ岳が端正な三角形の姿を見せている。

 復路は稜線を戻り、先ほどの林道を辿って経読林道へ出た。経読林道を往路で横切った地点まで周回をして、そこから往路の登山道を出発地点へ戻った。


小屋ケ岳から見た経読岳


経読岳山頂


小屋が岳の大岩


経読岳から見た小屋が岳


北斜面に残る雪

 
小屋が岳から津民方面

縦走路から見た犬ケ岳


自然林の縦走路


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