立花山(367m)〜松尾山(343m)〜白岳(315m)〜三日月山(272m) 福岡県



博多湾


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 12月16日


 新宮町の立花登山口から表記の山4座を周回した。距離は8.8km、所要時間は3:45であった。

 今日のめあては、特別天然記念物に指定をされているクスの原生林とその巨木の観賞だ。 立花山はクスが自生をする北限とされていて、樹齢300年を超える大きなクスが600本も自生をしている貴重な所である。

 クスが自生をしているのは中腹一帯で、その巨木に近づくと巨大な幹から四方に伸びる大きな枝に圧倒されそうである。
 これらの巨木を見ていると、長年にわたって自然を大切にしてきた人々の、心意気が伝わってくるようだ。

 道沿いではヤブツバキが咲き、日だまりでは早くもホトケノザが咲き始めていた。

 山頂からは博多湾が一望でき、中央の志賀島へ連なる細い半島が印象的である。遙か遠くには海の正倉院とも言われる沖ノ島や壱岐の島影が、玄界灘にぼんたりと浮かんでいた。

 山頂で会った登山者の話では、気象条件が良いときには対馬も見えるそうで、立花山は博多湾から玄界灘にかけての絶好の展望台である。

三日月山から見た立花山


クスの巨木


照葉樹の登山道

 
 

マユミの実


ビナンカズラの実


シロダモの実


チャの花


ヤブツバキ


ツワブキの花


イヌビワの黄葉


たわわに稔った甘夏ミカン
麓にはミカン園が広がっている



ホトケノザ

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