雁股山(1315m)〜京丈山(1473m)  熊本県


雁股山から見た京丈山

 
11月24日

 八代市泉町と美里町の境にある二本杉峠から、雁股山をて京丈山へ。
 復路は往路を戻り、途中から黒原集落へ周回をした。距離は14.6km、所要時間は6:55であった。

 このルートは今年の9月、地元の人々やボランティアの人たちによって整備をされたものである。道標はまだなかったが、地元の人の話では、この11月下旬に取り付けられるそうである。

 雁股山へは、カタクリが咲くルートで山頂へ。山頂からは稜線を京丈山へ向かう。

 踏み跡は明瞭で、歩くのに全く支障はない。道沿いではヒカゲツツジかたくさんの蕾をつけている。 初夏、黄色い花を咲かせる頃が楽しみだ。

 しばらく進むと、この9月に切り分けられたばかりのスズタケの中の道になる。道幅は2mほどで快適だ。この登山道の整備をしていただいた多くの人々に、感謝をしながら進む。

 京丈山との中間あたりまで来ると、経路概念図に注意書きをしているように、登山道と杣道が狭い角度で交差しているところがあり、注意が必要だ。地形図で進む方向を確認するが分かりづらく、ここには道標が欲しいところ。

 登山道はやがて、ハチケンコースからの道と合流して京丈山へ続く。登山道に被さるように茂っていたスズタケもきれいに刈り払われていて嬉しくなる。。ここからは急坂を一登りで山頂へ。

 京丈山は、春にはカタクリやイチリンソウが咲く花の山である。

 山頂からは九州の脊梁をなす山々が幾重にも重なり、見渡
す限りの山また山の風景が広がってる。

 復路は往路を戻り、途中から黒原集落へ周回をする予定である。黒原集落への分岐点は、地形図とGPSで慎重に判断をするが、ここにも道標が欲しいところ。
 黒原集落への道は良く保全をされていて、歩くのに支障はない。

 黒原集落からは、登山口へ最も短いルートを選んで杣道に入る。この道も良く保全をされていて快適だ。

 今回歩いた雁股山から京丈山へのコースは長いが、春は花、秋はもみじと魅力的なラインである。


経路概念図 クリックで拡大
 
 
ヒカゲツツジのつぼみ


京丈山から見た雁股山の山影


京丈山々頂


スズタケを切り分けた登山道




雁股山への登山道で見た落ち葉についた霜

 
京丈山山頂で見た大きな結晶の霜


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