一目山(1,287m)〜ミソコブシ(1,300m)〜涌蓋山(1,500m) 大分県


10月21日

 九重町八丁原地熱発電所近くの登山口から、一目山、涌蓋山を経て疥癬湯へ周回をした。距離は13.2km、所要時間は5:25であった。

 快晴微風、雲一つない絶好の山日和だ。最初のピーク一目山からは、遙か先、涌蓋山への長いコースが良く見える。歩く距離は長いが、素晴らしい天気に足取りも軽い。

 ススキの穂はきれいな銀色になり、見渡す限りのススキの海は、穏やかに波打っていた。

 道沿いではリンドウやヤマラッキョウが咲き、それらの花を愛でながらの歩きは、疲れを感じさせないから不思議なものだ。

 涌蓋山からの眺望は素晴らしく、双耳峰の由布岳から久住の峰々、そして遠くには祖母の山並みが連なっていた。

  疥癬湯への下では、正面に泉水山が横たわっている。その中腹からは帯状に煙が立ちのぼっていた。この煙は、来年春の野焼きに備えた防火帯への火入れのようだ。

 秋の涌蓋山は幾度となく歩いているが、今日、初めてチョウセンノギクの花を見た。
 岩の間に咲くその白い野菊は、清楚で魅力的な花である。
 


双耳峰の由布岳


経路概念図 クリックで拡大

一目山から遙か遠くに見える涌蓋山


久住連山


気高さをを感じるチョウセンノギク


アキノキリンソウ


風車の向こうに横たわる阿蘇五岳

 
 
ツルリンドウ



泉水山麓 防火帯の火入れ



リンドウ


マツムシソウ


ヤマラッキョウ


ドウダンツツジ


クサフジ

 
ヨメナ


ヤクシソウ

 
ウリハカエデ


イロハカエデ



Ba
ck