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西山(645m)〜犬鳴山(584m) 福岡県 | |
自然林に覆われた登山道 |
9月5日 宮若市の犬鳴ダムから、西山を経て犬鳴山へ周回をした。距離は17.7km、所要時間は6:15であった。 このコースの標高は、500から600m程度でさほど高くはないが、小さなピークが幾つも連なっていて、思った以上に体力を要する。 登山道の一部にはスギやヒノキの人工林もあるが、大部分は自然林で心地よい。 コースは樹林に覆われていて、見通しはほとんど利かず、似たような地形が続く。しかも尾根や谷が複雑に入り組んでいて特徴が少なく、地形図を読むのに苦労をする。 このようなルートで現在地を知るには、GPSが大いに役立つ。 ルート上には、登山道と区別がつきにくい作業道が所々で交差しているが、要所々々には小さな道標がつけられており、この道標を見落とさないことが肝要だ。 西山からは、玄界灘の海岸線が雄大な弧を描いて南北方向に延びていた。 犬鳴山からは、稲が黄色く色づき始めた山里の風景が広がり、稔りの秋が近いことを感じさせる。 谷筋では、その名の由来のように強壮に効果があるとされる、マタタビの実が落ち始めていた。 ダムの周辺ではキンミズヒキの花が咲き始め、ゲンノショウコは見頃を迎えていた。 |
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渓流に落ちていたマタタビの実 |
犬鳴山から見た稲が色づき始めた山里 (宮若市) |
西山から見た弧を描く玄界灘の海岸線 |
コバノボタンヅル |
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