泉水山(1,295m)〜黒岩山(1,603m) 大分県



タデ原湿原から見た右泉水山〜左黒岩山

8月16日

 長者原から泉水山〜黒岩山〜牧ノ戸峠へ周回をした。長者原まで帰り着いた後、続いてタデ原湿原を散策た。距離は10.2km、所要時間は3:55であった。

 出発時の気温は20℃。高原の朝は爽やかだ。

 草原では涼しげな色をしたマツムシソウが咲き始め、一際目立つ黄色のトモエソウ(巴草)は見頃を迎えていた。トモエソウはオトギリソウの中間。名の由来は、花弁がプロペラのようにねじれるから。この花は近年めきり少なくなってきた。観賞にあたっては、近づきすぎて株を傷めたり、株元の土を踏み固めないように注意をしたい。

 稜線ではワレモコウが色づき、ススキは茎の先が大きく膨らんで穂が出始めていた。これらの植物の変りようを見ていると、太陽の陽射しはまだまだ強いが、季節は確実に秋へと移りつつある。

 タデ原湿原ではサワギキョウが咲き、ヒゴタイの瑠璃色をした球花が青空に映えていた。
 

経路概念図 クリックで拡大





コケモモの実


シモツケ

  
マツムシソウ


トモエソウ


ハギ

 
イナカギク


ママコナ

 
ヒメノダケ


松の幹で元気にに合唱


ホツツジ


ヒゴタイ


ノリウツギ

 
ゲンノショウコ


ホトトギス

 
ヤマハハコ


オミナエシ


ワレモコウ

 
オトギリソウ

 
イブキトラノオ

 
クサレダマ

 
サワヒヨドリ


サイヨウシャジン

 
サワギキョウ


ヤマトラノオ

 
ギボウシ


シモツケソウ

 
コオニユリ


タデ原から見た三俣山


 穂を出し始めたススキ


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トモエソウ