北海道雨竜町 南暑寒岳(1,296m)





6月14日


 登山口の南暑寒荘から山頂を往復した。
 距離は18.6km、所要時間は7:50であった。
 この日は山開き。長年山を歩いているが、偶然にも山開きに出あったのは初めてである。

 山は懐が深く、たおやかな山容であり、山頂までの距離は長いが、傾斜は緩やかで疲れは少ない。

 この山の魅力は途中の雨竜沼湿原である。ここは多くの種類の植物や動物が生息をしている貴重な湿原で、2005年にラムサール条約に登録をされている。

 途中の登山道ではザゼンソウやシラネアオイが咲き、湿原ではミズバショウやリュウキンカが咲き始めていた。
 湿原は雪が融けて間もない状況で、冬枯れの中に緑の新芽が伸び始めていた。

 山頂ではチシマザクラが咲き、近くには残雪の暑寒別岳が雄々しい姿を見せていた。

 




ミツバオウレン

 
イワナシ

 


 
シロバナエンレイソウ

 
ショウジョウバカマ


シラネアオイ


カタクリ

 
途中で出会ったシマリス


残雪の暑寒別岳


山頂のチシマザクラ


エゾイチゲ

 



雪解け水を集め豪快に
流れ落ちる白竜の滝

 
 
ノウゴウイチゴ


ニリンソウ

 




Back

エンレイソウ

緑色のザゼンソウ