北海道　旭岳（２，２９０ｍ）
キバナシャクナゲが咲き始めた旭岳			６月１１日　 　旭岳は北海道の主峰である。 　私たちはこの１５年余りの間に、数多くの北海道の山々を歩いてきた。その間には厳しい局面に遭遇をしたことが何度もあが、その都度、山が私たちを無事に下山させてくれたと思っている。 　旭岳は、３年ぶり５回目である。ロープウエイの姿見駅から山頂を往復し、所要時間は３：００であった。 　当日は快晴微風、絶好の山日和である。途中で会った黒岳から縦走中のアメリカ人の話では、入山をしてから昨日までの３日間は雹や激しい雨などの荒れた空模様で難儀をしたそうである。その彼らから「このような好天日に山を歩くことができるあなた達は幸運だ」と言われたが、その言葉が表すように、山は今日も私たちにほほえんでくれたようである。 　 　尾根筋の登山道は完全に雪が消えており、足取りも快調である。 　山頂からの展望は３６０度。視界も良く、黒岳やトムラウシ山などの雄大な大雪の山々を見渡すことができた。 　姿見ノ池周辺では雪が雪田状に残っているが、周辺の雪が融けたところでは、ピンクのミネズオウやキバナシャクナゲが咲き始めていた。 　もうしばらくすると、あたり一帯は高山植物のお花畑になることであろう。
メアカンキンバイ	ジムカデ	ミネズオウ
山頂から見た黒岳方面
山頂から見たトムラウシ山方面
旭岳　経路概念図　GPS軌跡　１／５万地形図 旭岳　経路断面図　GPSデータ　断面の沿面距離６．５ｋｍ			旭岳　ロープウエイ駅付近に咲いていた ミズバショウ＆エゾノリュウキンカ
作成：2008年6月28日
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