厚岸&根室のサクラ

5月20日






標茶町の牧場

 通りがかりの牧場では、緑の牧草の中に放たれた牛が嬉しそうに草をはみ、その側にはタンチョウが舞い降りて餌を捕っていた。






エゾヤマザクラ



厚岸町 子野日公園

この公園は東北海道のサクラの名所の一つであり、エゾヤマザクラの他にも色々なサクラの花が咲いていて、見る人を楽しませてくれる。

 日本で最も早く、ソメイヨシノが開花をして2か月余り。ようやく最も遅い東北海道のサクラが見頃になった。

 日本の平地のサクラの花は5月下旬頃で終わるが、私たちの経験では高山に自生する「ミネザクラ」は6月下旬頃まで花を咲かせる。
 今回の旅でも雪が融けた高山を歩いて、ミネザクラの花を見たいと思っている。
 



5月21日
根室市 清隆寺


清隆寺はチシマザクラの古木があることで有名である。
この日は30本のチシマザクラのうち1本だけが6分咲きになっていたが、
他の木はまだつぼみで、満開になるのはもう少し先になりそうである。
 チシマザクラは強い風などの厳しい気象に耐えるように進化したのであろうか、株元から多くの枝を出して,いて、木の形はお椀を伏せたような形である。
 開き始めた花の周りでは、ソメイヨシノとは異なる芳香が漂っていた。


別海町 野付小学校
 北海道で最も古いと言われているチシマザクラ
5月21日に開花始め


清隆寺のチシマザクラの古木



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