新ひだか町 二十間道路 &真歌山 ・ 浦河町 歌笛神社

 
    
5月11日

二十間道路 新ひだか町(旧静内町)

 旧静内町は2年前の映画「北の零年」の舞台となった所である。
 旧静内町を含む日高地方は、明治初期から産馬の改良と繁殖が国策により進められ、今日に至っている。

 サクラの名所となっている二十間道路は馬の繁殖牧場が連なる中を幅36m長さ8kmにわたって続いていて、その道路の両側には、樹齢90年のエゾヤマザクラの大木が一直線に並んでいる。
 遙か彼方まで続く大木のサクラの並木は、見るからに壮観であり、北の大地ならではの雄大な光景である。




5月9日

         歌笛神社 浦河町


 「神社の周辺に春の花が咲いている」という情報に、神社の裏山を歩いてみた。裏山は自然林で林床には、サンカヨウやカタクリ、ニリンソウなどがたくさん咲いていた。
 この神社は明治初期、入植と同時期に創建されたそうである。林床の草刈りなど地域の人々の長年の努力によって、自然の花が咲く環境が守り続けられているようだ。

カタクリ

 
キクザキイチゲ


ハルリンドウ

 
エゾスジグロチョウ


ヒメイチゲ

 


 


 

シロバナエンレイソウ

 
フクジュソウの実


センボンヤリ

 
シロオドリコソウ


ニリンソウ


サンカヨウ

 




 

イナウ



5月9日

アイヌ記念館 新ひだか町(旧静内町)


 ありがたいいただき物

 
記念館を訪れて、説明を聞きながら質問や山歩きなどの話をしていると、説明をしていただいた方から「あなた方とは心が通じるようだ、お守りを作ってあげよう」と言われ、その場で「イナウ」を一対作っていただいた。

 「イナウ」はヤナギの木でつくる御幣に類するもので、アイヌの祭事や家のお守りなどに用いる祭具だそうである。
 私たちはいただいた「イナウ」に旅の安全を願い、大切に車に乗せて、旅を続けている。





 5月7日 

 真歌山 新ひだか町(旧静内町

 
静内川堤防の散策道から真歌山を往復した。
 静内川の河川敷はタンポポが満開で、一面に黄色い花を敷きつめたように咲いていた。
 登山道ではスミレやエンレイソウが咲き、たくさんのギョウジャニンニクも葉を出していた。
 ギョウジャニンニクはその名のとおり、ニンニク臭がする人気の山菜である。


ヒメイチゲ


静内川河川敷のタンポポ

 

フイリミヤマスミレ

 

エンレイソウ


シロバナエンレイソウ


ギョウジャニンニク




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