アポイ岳(811m) 北海道様似町



アポイ岳山頂


アポイ岳7合目付近から見た雪の日高山脈

 


アポイ岳6合目付近から見た海岸線


5月8日


 冬島コースを辿り山頂を往復した。所要時間は4:00。
 アポイ岳は日高山脈が太平洋へ沈む南端に位置する山である。標高はさほど高くはないが、中腹から上はハイマツ帯で、気象の厳しさが伺われる。

 山頂付近は濃いガスにつつまれて眺望は全くなかったが、途中の稜線からは日高山脈の主稜線が白く輝き、1500mを越える山はまだ冬の様相である。
 
 アポイ岳は春から秋にかけて、この山特有の珍しい高山植物の花が咲く山として有名である。
 
 登山道ではユキワリソウやサクラソウなどの花が開きはじめていたが、花の種類はまだ少なく、春の花の観賞には少々早すぎた。

 レンジャーの話では、春の花を見るもっとも良い時期は5月下旬から6月上旬頃とのことであり、次の機会にはその頃に訪れたいと思っている。


中腹のハイマツ帯


ヒメイチゲ

 
ショウジョウバカマ


エゾムラサキツツジ


サマニユキワリ


キタコブシ


エゾマツの花

 
フイリミヤマスミレ


エゾオオサクラソウ

 



タチツボスミレ




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