鵡川(むかわ)町 たんぽぽ公園 & 新冠町 判官館森林公園 

 5月6日    
春をさえずるアオジ
たんぽぽ公園

 鵡川の河川敷に設けられた、可愛い名前の公園である。
名前に惹かれて公園を訪ねてみた。

 広い公園には緑の草の中で、セイヨウタンポポが春の陽射しを浴びて、黄色い花をたくさん咲かせていた。満開になるのは2週間ほど先で、その頃たんぽぽまつりが行われるそうである。

 鵡川は秋になると、シシャモが遡上する川としても有名な所である。

 





オオバナエンレイソウ





判官館森林公園


 源義経は衣川を後に、ひそかに蝦夷地を目指し、上陸したのがこの地で、自らの名にちなみ「判官舘」と名付けたと言われており、アイヌの娘との悲恋の伝説がある。公園の名はその伝説にちなむ。

 公園の広さは66ha。自然林を生かした遊歩道沿いには、オオバナエンレイソウやカタクリ、ミズバショウなどが咲いていて、春の花を満喫できる自然豊かな公園である。

 私たちが通った鵡川町から新冠町にかけての国道沿いにはサラブレッドの牧場が連なっており、この春に生まれたばかりの子馬と母馬が寄り添って草をはむ、ほほえましい姿が随所で見られた。
 新冠町の道の駅には往年の名馬「ハイセイコー」の銅像も建立されていて、日高地方はまさにサラブレッドの里である。


キクザキイチゲ

 
 
カタクリ


キバナノアマナ

 
エゾエンゴサク


ニリンソウ

 
エゾノリュウキンカ

 

まだつぼみのサクラの枝で
盛んにさえずるアオジ



エゾムラサキツツジ


ミズバショウ



判官岬から見た日高山脈とサラブレットの牧場





道の駅前に建てられたハイセイコーの銅像
   
鵡川町から新冠町にかけては多くの牧場があり、馬の親子が新緑の草をはんでいた

牧場の奥には雪の日高山脈が見える




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