室蘭市 地球岬&測量山(199.6m)


地球岬


 地球岬とはアイヌ語の「ポロ・チケップ」(親である断崖)が、チケウェ→チキュウと転訛して「地球岬」という当て字が使われているそうだ。

 高い岬の突端から左右に広がる大海原を見渡すと、水平線がかすかに弧を描いているようにも見える。「地球岬」という言葉が、そのように見せるのであろうか。
 岬の日だまりでは、たくさんのニリンソウが咲いていた。




ニリンソウ



測量山

 地球岬の近くにある測量山を歩いた。
 この山はアイヌ語の「ポシケサンペ」(最初に見えてくる山)という意味で、昔、アイヌの漁師が、この山を目印としていたそうだ。
 明治5年「札幌本道」をつくる時、この山に登って見当をつけたことから「見当山」と呼ばれていた。後に「測量山」と改められたそうである。



測量山から見た地球岬

 
測量山から見た白鳥大橋




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