秋田県 秋田市千秋公園 仙北市旧西木村のカタクリ園 八幡平

4月24日 



千秋公園 

 天気は快晴。朝の早い時間に公園を訪ねた。ここは佐竹氏の居城、久保田城の城趾である。

 朝の柔らかい陽射しの中、満開の桜が青空に映える光景は何ともすがすがしい。
 この公園は、秋田市の中央部にあって、多くの市民に親しまれているようで、たくさんの人が散歩やジョギングを楽しんでいた。それらの人々は見知らずの私たちを含め、行き交う人ごとに明るく挨拶を交わしているのが印象的であった。








仙北市旧西木村のカタクリ園

 広さは20ha。一面をピンクに染めるカタクリの大群落は圧巻である。春の陽射しを受けて一斉に咲いている濃いピンクの花には、ただただ感嘆するばかりだ。
 
 カタクリの花はクリ園の中に咲いており、カタクリの花が終わるとクリが芽を出して、秋にはたくさんのクリが稔るそうだ。
 クリを栽培している農家の話では、多くの皆さんにカタクリを楽しんでもらうために、同じ園内でクリとカタクリの双方が育つように、多大な努力と工夫を続けているそうである。

 このような素晴らしいカタクリが毎年見られるのも、農業によってカタクリが育つ環境が守られているからであろう。



クリ園に咲くカタクリ

フキノトウ
 
キクザキイチゲ
 
キクザキイチゲ
 

  ワサビ


八幡平峠からの眺望


八幡平アスピーテライン雪の回廊

 カタクリを見た後午後の時間を利用して、八幡平の雪の回廊アスピートラインを峠までドライブした。
  この回廊は4月中旬に除雪が終わり秋田県側が開通したばかりである。
 雪の回廊は全長20kmで積雪量は8mほど。出会った登山者の話では現在の残雪量は昨年に比べて1mほど少ないそうである。
 


八幡平の峠から見た岩木山
 


 



八幡平へ向かう途中で見た、田沢湖の辰子姫像と秋田駒ヶ岳



北海道旭川市のカタクリ観賞へ向かう


 この後、秋田県仙北市旧角館町と青森県弘前城のサクラを見て、その次に旭川市のカタクリを見る予定であったが、旭川市のカタクリが見頃になりつつあるとの情報に、急遽、旭川市へ向かうことにする。

 旭川市のカタクリは数年前に見て、強く印象に残っていおり、今回、最も訪ねたい場所の一つである。



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