酒田市経ヶ蔵山(474m)・天童市天童公園・山形市霞城公園 山形県


たくさんのバラエティが楽しめるミスミソウ

4月20日

経ヶ蔵山

 昨日登山者から聞いた経ヶ蔵山を歩いた。目当てはミスミソウである。登山口ではケマンやエンゴサクが迎えてくれた。

 中腹から目当てのミスミソウが現れ始めた。花の色は白、ピンク、紫とさまざまであり、違った色の花が現れるたびに嬉しくなる。
 注意をして見ていると標高の低いところは白、中間ではピンク、高いところでは紫が多いようである。
 この色の変異は遺伝や環境によるものか、経時的な変化なのか、あるいはそれらが複合的に関与しているのであろうか、など々々、興味が次々に涌いてくる。

 山頂近くではイワウチワが3分咲きであった。イワウチワと初めて出会ったのは3年前、同じ山形県の羽黒山である。この花は岩場の崖状の所に生育をしており、見る機会が少なかっただけに嬉しい出会いである
 

 

キケマン

 



イワウチワ

 
ショウジョウバカマ


ヤマエンゴサク

 
キクザキイチゲ

 
オウレン


シュンラン

 



天童公園

 ネットでは5分咲きとの情報に弁当を準備して訪ねたが、メインの山頂付近は2分咲き。少々がっかりしたが空は快晴。花は少ないながらも絶好の花見日和である。

 気を取り直して一番多く咲いている木の下で弁当を開いた。毎年思うことであるが、サクラの花の下でいただくご飯の味は格別である。


4月22日の人間将棋の舞台も準備ができていた。




 
霞城公園

 昨日、霞城公園のサクラが満開になった、との報道に期待をして公園を訪ねた。サクラの花に埋め尽くされた城趾公園は期待以上に絢爛であり見事である。

 樹齢百年に近いであろう古木は、城跡の石垣を覆うように枝垂れ、その枝垂れた枝に咲く満開のサクラは息をのむような美しさである。 
 

雪解け水を満々と集めて流れ下る最上川

 
最上川の上流 遠くに見えるのは真っ白な蔵王連山



Back