背振山(1,055m) 佐賀県




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 3月22日

 神崎市旧脊振村田中集落の先にある登山口から矢筈峠〜山頂へ周回した。所要時間は2:10。

 登山口から矢筈峠間は歩く人が少ないようである。踏み跡は明瞭であるが登山道にもスズタケが伸びており、時折肩に触る。

 この日の空は晴れていたが濃い煙霧が発生していて、山頂からの展望は今ひとつであった。すぐ近くにある背振ダムも霞んで、ぼんやりしていた。

 今年は煙霧の発生回数が多く、その濃度も濃いように思う。これらは排ガスや化学物質など、中国大陸からの飛来によるものであろうか。自然環境への影響が心配だ。

 登山道には古い時代に植えられたのであろう、数本のスギの大木が聳え、山頂には神社が祀られている。背振山は信仰と歴史を感じさせる山である。


山頂の神社


登山口から矢筈峠へ向かう登山道


稜線のブナ


往時がしのばれるスギの大木


稜線の舗装道路脇に残る雪


スミレ



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