古処山(860m) 福岡県


 3月4日

 秋月キャンプ場から山頂〜旧八丁越へ周回した。所要時間は3:20であった。

 登山道ではミソサザイの透きとおるようなさえずりが響き、いろいろな花が咲き始めていた。

 コショウノキは昨年の秋には少し咲いていたが、冬を越して盛んに咲き始めたようだ。この花の魅力は香りである。顔を近づけるとジンチョウゲの香りを優しくしたような芳香が漂っていた。

 サツマイナモリは見頃を迎え、純白の綿毛を纏った花弁とピンクの蘂が印象的である。

 山頂に近い斜面ではヤマルリソウが咲き始めていた。この花の特徴である瑠璃色は今ひとつであったが、もう少し気温が上がり日ざしも強くなってくると、鮮やかな瑠璃色の花をたくさん咲かせることであろう。その頃また訪ねたい。


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コショウノキ



サツマイナモリ


ヤマルリソウ


アセビのつぼみ


スミレ


キランソウ


オドリコソウ


クレソン


セントウソウ


ヒメオドリコソウ



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