遠見山(259m)〜殿隠山(263m) 長崎県



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 1月8日

 長崎半島の南端に位置する長崎市脇岬ふれあい公園から遠見山を経て殿隠山へ、復路は遠見山の頂から往路の東隣にある尾根へ周回した。

 これらの山は海岸の波打ちぎわまで裾野を広げており、その山容は海に浮んでいる、という印象である。

 登山道には道標や目印はない。登山口から遠見山の中腹までは、地形図を見ながら踏み跡をはずれないように注意深く歩いた。中腹から先は、倒木や折れた大枝が点在するものの、登山道は切り分けられており歩き
やすい。
 遠見山の頂からは、登山口の脇岬から連なる樺島を望むことができた。

 登山道ではコショウノキの白い花が咲き、ジンチョウゲの香を優しくしたような芳香を漂わせていた。この優しい香りを嗅ぐと山歩きで高ぶった心が鎮まり、ひと時のやすらぎを覚える。
 コショウノキは日本在来のジンチョウゲの仲間である。樹木の中では早い時期から花を咲かせ、訪れる人々を楽しませてくれる。

 下山後、近くにある「野母崎水仙の里公園」を訪ねた。スイセンはちょうど見頃で白い花が丘陵一帯に咲き、気高い香りが辺りを包んでいた。

 

  遠見山(左)        殿隠山(右)


脇岬から連なる樺島



コショウノキ


自生しているクチナシの実


アオノタケクマラン



ツワブキ

 

アキノタムラソウ


タツナミソウ

 

時雨模様の海に射す一条の光

 
ツルソバ


シマカンギク


イヌビワ


歩きながら見つけた木の実



ヤブツバキ


ハゼ


ヤマザクラ



野母崎 水仙公園


後方は軍艦島

 




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