中摩殿畑山(なかまとのはたやま) (991m) 大分県



山頂


 12月19日

 中津市(旧山国町)の岩伏集落から山頂を往復した。登山道には先日の雪が点々と残り、標高800mくらいから上は一面真っ白であった。

 途中の林道では積もった雪の上に、シカやキツネなどの動物の足跡がたくさんついていた。これらの足跡からは、多くの動物が生息していることに驚かされる。

 足跡を見ながら歩いていると、近くから動物たちの息づかいが聞こえてきそうである。足跡は林道をしばらく進み、やがて急斜面の獣道へと続いていた。

 山頂からは、ガスに包まれてはいたが英彦山々系の山を間近に見ることができた。
 途中の登山道では小春日和のなか、自生しているナンテンの赤い実が、冬のやわらかな陽射しを浴びて、優しく輝いていた。



右は舗装された駐車場


雪が残る登山道


ルート断面概念図  GPSデータ
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ユズリハの幼樹


ヒヨドリジョウゴ


ガスに包まれた英彦山の主峰三座
奥右は鷹巣山



ナンテン


ウサギの足跡


シカやキツネの足跡