由布岳(1,583m)  大分県


ルート断面概念図 GPSデータ
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  12月10日

 正面登山口から日向岳自然観察路〜東登山道〜東峰を周回した。所要時間は4:30であった。このコースは途中に鎖場もありややハードではあるが、山頂近くまで落葉樹林が続いていており、自然の豊かさを感じる。

 往路の南面は暖かい陽射しにつつまれ、ぽかぽか陽気の小春日和であった。しかし、火口壁に達すると気象は一変した。北側は強い北西の風が吹きつけ、一面に霧氷が着いていた。この日、山頂付近の気象は、南面と北面とでは両極端であった。

 登山口近くの飯盛ヶ城一帯のササは鮮やかに黄葉していた。登山道ではアセビの蕾がピンクに色づき、やがて訪れる真冬の厳しい寒さに備えているようである。


黄葉したササに覆われた飯盛ヶ城と由布岳

 
小春日和の登山道



東登山道から見た鶴見岳



火口壁北面の霧氷

 



大きく育ったエビのしっぽ




アセビのつぼみ