12月6日
阿蘇市の仙酔峡から高岳東峰〜大鍋〜高岳〜中岳を周回した。快晴、は高く澄みわたっている。気温は低く、肌を刺すようだ。思わず気が引き締まる。躯冬の低温に慣れていないからであろう。
登山口から仙酔尾根を歩き、山頂をめざした。尾根の上の方では雪が残り、その雪の上に赤いマイズルソウの実がたくさん顔を出していた。山頂付近では、あちらこちらに大きなつららができていた。山には本格的な冬が訪れたようだ。
噴火口の近くでは、斜面一体が赤っぽく染まっていた。草紅葉だ。火山ガスの影響であろうか、他の斜面の草に比べて赤みが強い。
山頂からの展望は360度。東には根子岳、その遙か彼方には祖母山が、西には杵島岳、烏帽子岳、北には久住連山と、雄大な景色が広がっていた。
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