三俣山(1,745m)  大分県


三俣山(1,745m)  大分県

 


大鍋の輝き




 10月18日

 長者原から雨ガ池〜本峰〜南峰〜W峰〜西峰〜すがもり越を周回した。
 秋日和の中、タデ原湿原では、一面に広がるススキの穂が朝日に照らされ、銀色に輝いていた。

 雨ガ池までの自然林では、時折吹く風に木の葉が舞い、さわさわと降りそそぐ。真新しい落ち葉の道を歩いていると、落ち葉のかすかな香りが体をつつむ。1年ぶりの懐かしい香りだ。
 これから先、落ち葉の時期が終わる頃、落ち葉の成分や香りが水に溶けだして、山の水は風味が最も良くなるという。これもまた、自然からの貴重な贈り物である。

 大鍋、小鍋の火口壁では、木々が色鮮やかに粧っていた。その粧いは火口壁の内側をほぼ一周し、錦のすばらしいパノラマを見せていた。 


小鍋の彩り



長者原から見た三俣山 手前は指山

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後方は大船山

 
秋日和 森の目ざめ

 
   カエデ


   
 

ドウダンツツジ