涌蓋山(1,500m)  大分県



涌蓋山と右はみそこぶし


ルート概念図
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 10月9日

 九重町八丁原地熱発電所近くの登山口から、一目山〜みそこぶし〜山頂〜筋湯温泉を周回した。空は青く澄みわたり、ススキの原は秋の陽射を受けて、銀色に輝いていた。

 ススキの穂に触れると、その時を待っていたかのように、綿毛をつけた小さな種子が、一斉に空へと舞い上る。ススキの旅立だ。こうして上昇気流に乗り、遠くへ、より遠くへと飛んで行く。その飛び立つ姿を見ていると、植物も旅をする、とあらためて思う。

 登山道では、ヤマラッキョウの花が咲き始めていた。リンドウの花は見頃を迎えているが蕾も多く、この先、霜が降りるころまで楽しめそうだ。

 途中ではドウダンツツジが色づき始め、ツタウルシも赤く染まり始めていた。現在紅葉は、点の存在であるが、やがて面へと広がるその時期が楽しみだ。

一目山 銀色に輝くススキの原


久住の峰々



ノコンギク



リンドウ


マツムシソウ

 
ホクチアザミ

 
イナカギク
 
アソノコギリソウ


ドウダンツツジ



サワヒヨドリ
 
アキノキリンソウ


カワラボウフウ


ツタウルシ

 
イブキトラノオ


季節はずれのミヤマキリシマ
 
ママコナ


ヤマラッキョウ