祖母山(1,756m)  宮崎県

ルート クリックで拡大図へ



 8月27日

 高千穂町五カ所北谷登山口から風穴〜山頂〜国観峠を周回した。数日前から午後になると雷が発生している。「雷三日」の諺のように、このところ、似たような気象が続いている。今日も、午後は発雷の危険性が高い。朝早く出発して、午前中には下山することにした。

 午前6時、快晴。気温は18℃。爽やかな空気に包まれての出発だ。途中の沢は水量も豊で、澄みきった流れを見ていると、心まで洗われるようだ。

 山頂からの展望は360度。足下からは、自然林に覆われ青々とした稜線が、笠松山を経て傾山へ連なっている。遙か遠くには、久住や阿蘇の雄大な景色が広がっていた。

 登山道ではシデシャジンやツルリンドウ、ゲンノショウコなど、たくさんの花が咲いていた。稜線では、ハギの花が咲き始め、初々しいススキの穂が涼しい風に揺れているのを見ていると、秋がすぐそこまで来ていることを肌で感じる。午前10時30分、雷雲が発生する前に、余裕を持って下山できた。

 帰りの県道沿いでは、満開のキツネノカミソリに出会った。花は、オオキツネノカミソリより一回り小さい。咲いていたのは棚田の法面である。オオキツネノカミソリの花が終わって一月。思いもかけない、嬉しい出会いであった。 
 


ヒカゲミツバ

 

三秀台から見た祖母山



左後方は傾山



ゲンノショウコ

 

ヒヨドリバナ



初々しいススキの穂



ヤマジオウ



ヒメシオン

 

ミズヒキ



ツリフネソウ

 

ツルリンドウ



マムシグサの実

 




 




ダイコンソウ



コオニユリ



ヤブハギ



サイヨウシャジン

 

シデシャジン



クサフジ



イタドリ







キツネノカミソリ



三秀台の花


ヒヨドリバナ



ギボウシ


キンミズヒキ



ホトトギス

 


ハ ギ



オミナエシ