涌蓋山(1,500m)    大分県             


由布岳


 7月31日

 九重町八丁原地熱発電所近くの登山口から、山頂を往復した。快晴、空は青く澄みわたり早朝の登山口は爽やかだ。
しかし、気象予報では「都市部の気温は35℃くらいまで上昇する」と伝えている。このコースは、途中に小さな樹林はあるが、大部分が草原で、陽射しをさえぎるものはない。 平地では連日の猛暑で、熱中症が多発しており、注意が必要だ。
 私たちは、熱中症に留意をして、頻繁に水分をとりながら、往復12kmの道のりを歩いた。飲料水の主体は、塩類などの補給を考慮して、スポーツドリンク液を2倍に薄めたものと緑茶である。夏山では、これらの飲料水を長年使っているが、私たちの体には合っているようである。

 登山道では、ママコナやノハナショウブが咲いていた。女岳の登りにかかる頃から、ユウスゲが現れ始め、山頂まで続いていた。
山頂では早くも、マツムシソウが1輪咲き、周辺には、つぼみがたくさん顔を出していた。8月下旬頃の満開が楽しみだ。

 山頂からの展望は360度。久住や阿蘇、津江の峰々を眺めるには、絶好の場所である。
 


阿蘇五岳



久住



ユウスゲ


涌蓋山


サイヨウシャジン



カッコウ



オトギリソウ


ノコギリソウ



ホオジロ



ノギラン

 

ノハナショウブ










マツムシソウ



ホトトギス

 

ギボウシ



イブキトラノオ

 

トンボソウ



ママコナ



ヤマブキショウマ

 

シモツケ



シモツケソウ



オカトラノオ