花牟礼山(1,170m) 


  7月29日

 由布市旧庄内町の久住飯田南部広域農道にある御幸トンネル東口から、山頂を往復した。この山は、いろいろな花が咲く「花の山」である。

 今日のめあては、ヒオウギとフシグロセンノウとの出会いである。登山道の2/3は牧野道だ。歩き始めてまもなく、数頭の牛が道いっぱいになって、草をはんでいた。牛が驚かないように、優しく声をかけて道をあけてもらった。素直な牛の反応にほっとする。
 ヒオウギはこの牧野道沿いに点々と咲いていた。今が見頃である。フシグロセンノウは山頂近くの夏草の陰で、濃い朱色の花を咲かせていた。

 稜線では、ヒゴタイが星のような玉をたくさんつけ、その特徴であるコバルトブルーに色づき始めていた。見頃はもうしばらく先になりそうだ。秋の七草の一つであるオミナエシは、早くも黄色い花をつけ、凛とした立ち姿を見せていた。 









山頂から見た黒岳


ヒゴタイ  ヒゴタイの葉についていたセミの抜け殻↑



ノギラン

 

オミナエシ



キバナノカワラマツバ



カワラナデシコ



サイヨウシャジン



ママコナ


 
オトギリソウ



シモツケソウ



シモツケ



フシグロセンノウ



オカトラノオ

 

ホトトギス



ノコギリソウ

 

ホソバノ
シュロソウ




ヤマハッカ

 

チダケサシ



ノラニンジン



ノバラ

 

ヒメジソ



ノリウツギ


 





ホタルブクロ



セイヨウノコギリソウ

 


アラゲハンゴンソウ



ヒオウギ



トチバニンジンの実



ウバユリ



ツチアケビの実

経路概念図 GPS軌跡 1/2万5千地形図
緯線の間隔10秒 距離約310m 経線の間隔10秒 距離約250m




経路断面概念図 GPSデータ 断面の沿面距離約9.3km

作成:2008年7月5日

ウバユリ