三俣山(1748m)   大分県


 7月27日

 県道11号線(やまなみハイウエイ)の大曲から三俣山北峰を往復した。快晴、日の出前の気温は18℃。
平地とは異なり、高原の朝は爽やかだ。

 歩きながら最も目立つのは、白いノリウツギの花である。所々に群落をつくり、今を盛りに咲き誇っている。山頂からは涌蓋山や久住の峰々、遠くには、夏雲に浮かぶ英彦山を望むことができた。澄みわたった夏空のもとに広がる大展望は、飽きることのない雄大な眺めだ。
 登山道では、朝露を宿したママコナの花が朝日を浴びて輝き、足下では、小さなコケモモの実が赤く色づき始めていた。

 下山後、長者原の蓼原湿原を散策した。湿原では、サワギキョウやヒメユリなど、多くの花々が出迎えてくれた。この時期の湿原は、訪れる者を魅了する。
 


三俣山



山頂 
遠景は由布岳の双耳峰




光る朝露の向こうに大船山



硫黄山 左後方は阿蘇根子岳



夏雲に浮かぶ英彦山



涌蓋山



イブキトラノオ



ノリウツギ



コケモモの実


 ママコナ


長者原 蓼原湿原の花たち 


ヒメユリ



サワギキョウ




ヒゴタイ



クサレダマ(草連玉)



チダケサシ



ソモツケソウ

 





ハンカイソウ



サワギク



ユウスゲ



ノハナショウブ