7月27日
県道11号線(やまなみハイウエイ)の大曲から三俣山北峰を往復した。快晴、日の出前の気温は18℃。
平地とは異なり、高原の朝は爽やかだ。
歩きながら最も目立つのは、白いノリウツギの花である。所々に群落をつくり、今を盛りに咲き誇っている。山頂からは涌蓋山や久住の峰々、遠くには、夏雲に浮かぶ英彦山を望むことができた。澄みわたった夏空のもとに広がる大展望は、飽きることのない雄大な眺めだ。
登山道では、朝露を宿したママコナの花が朝日を浴びて輝き、足下では、小さなコケモモの実が赤く色づき始めていた。
下山後、長者原の蓼原湿原を散策した。湿原では、サワギキョウやヒメユリなど、多くの花々が出迎えてくれた。この時期の湿原は、訪れる者を魅了する。
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