泉川河口 福岡県 & 樫原湿原 佐賀県
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ハマボウの咲く河畔から可也山を望む
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泉川河口
7月11日
福岡県宗像市の城山から下山後、前原市泉川の河口を訪ねた。めあてはハマボウの花である。この花の命は短く、朝開いて夕方にはしぼみ、その一生を終わる。
ハマボウは、汽水域の岸辺に自生する植物である。古来から日本の夏を代表する花の一つで、フヨウやハイビスカスの仲間である。
強い陽射しをいっぱいに受けて咲くその姿は、潮風が香る水辺の麗人である。
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ハマボウ
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ネムの花
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干潟に現れたカニ
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ハマボウの大木
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ハマボウの木に棲む
コガネグモ
勇壮な「蜘蛛合戦」に
出場するのは雌である
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ヨメナ
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樫原湿原
ハマボウを鑑賞したあと、佐賀県唐津市の樫原湿原を訪ねた。湿原ではユウスゲが咲き始め、ヌマトラノオやカキランは見頃を迎えていた。
水辺の草むらでは、ハッチョウトンボやキイトトンボなどをたくさん見ることができた。ヌマトラノオの花では、色鮮やかなチョウが羽を休めていた。
8月になると、鷺の化身ような姿をした、純白のサギソウが咲き始める。そのころ、また訪ねたいと思っている。
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キイトトンボ
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コフキヒメイトトンボ
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ミドリモンチョウ
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アカタテハ
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羽化したばかりのナツアカネ
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ハッチョウトンボ
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ヤマブキショウマ
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カキラン
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ヤブカンゾウ
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ヒツジグサ
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ネジバナ
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ワラビ
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ヌマトラノオ
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ユウスゲ
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ギボウシ
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ウツボグサ
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