
山頂
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3月8日
八代市泉町(五家庄)久連子平岩登山口から、岩宇土山(1,347m)を経て上福根山に登り、下りはオコバ谷コースを周回しました。所要時間は6:20でした。
オコバ谷への分岐から少し下った所から、昨年9月の台風による大雨で、大規模な土石流が発生し、登山道は約500mにわたって消失していました。土石流は約1,800m下流の久連子川にまで達しており、その破壊はすさまじいものです。
この土石流のことは、事前にインターネットで詳細な情報を得ていましたので、危険な所は迂回して無事に通過できました。しかし、降雨時やその直後は落石などの危険性が大きく、オコバ谷ルートは通らない方が良いと思います。
岩宇土山の中腹にはフクジュソウの群落がたくさんありますが、土石流はいくつかの群落を跡形もなく消滅させていました。達観的な観察では、幸いにも7〜8割のフクジュソウは被害を免れており、可憐な花を咲かせていました。
上福根山々頂一帯には、たくさんのシャクナゲが自生していますが、残念なことに、つぼみの着生は非常に少ないようです。登山道沿いで見た限りでは、全くつぼみを見つけることができない樹が多く、つぼみがついている樹でも、1樹あたり1〜2個程度でした。
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