タンチョウの里  釧路湿原を訪ねて





  2月10〜11日にかけて、タンチョウが冬を越している鶴居村と阿寒町訪ねました。50数年前から、冬季の餌不足を補うための給餌とあわせて、ツルの生息環境の保全も行われてきました。その結果、タンチョウの数は年々増え、現在では1,000羽を越えるまでになっているそうです。
 夜明け前、ツルの寝ぐらの一つである雪裡川を訪ねました。気温はマイナス18度でしたが、地下水が豊富に湧出している川の水は凍ることがなく、ツルたちは流水の中で夜を過ごし、日の出を待っているようでした。
今の寒い時期、ツルたちは気温が上がるのをまって、お気に入りの給餌場へ飛び立っていきました。
 給餌場にツルが集まり始めるのは午前11時頃からで、もっとも多く集まったのは、午後3時頃でした。
 給餌場では、その日の朝散かれたトウモロコシを雪の中から探し出して食べながら、時おり華麗な舞を見せていました。






早朝のツルの寝ぐら








  



 


 
飛び立つ直前








      



 
助走をして飛び立っていくツル達
 


   

   
ペア毎に仲良く、鳴いたり、見つめ合ったり、踊ったり・・・・・



  

  



1組のペアが踊り出すと多くのツルがあちこちで舞いはじめました