銀世界の山寺と銀山温泉(山形県)

  2月1日

 松尾芭蕉の句「閑かさや岩にしみ入る・・・・・」で有名な山形市の宝珠山立石寺を訪ねました。この寺は、貞観2年(860年)慈覚大師により開創されたとされています。
 寺の複数の建物は、急崖を立体的に活用して建立されており、建物や自然木と雪やつららとの調和は、山水画の風景を彷彿とさせるものでした。
 歴史を感じさせる杉木立の中の1,015の石段は、雪が積もり一部は氷化していました。
 参詣は、登山と同じように軽アイゼンをつけ、ダブルストックで奥の院まで登りました。
 この日は気温が低く、雪降がり続く厳しい状況でしたが、外国からの観光客がたくさん訪れていました。
  


雪に閉ざされた奥の院



奥の院側の地蔵窟



奥の院参道入り口

 


   



往時の繁栄を伝える雪化粧の銀山温泉
  

 

尾花沢市 徳良湖の水鳥たち



徳良湖の白鳥&鴨


 

 徳良湖は人造湖ですが、毎年、白鳥やカモなど多くの水鳥が冬を越しているそうです。
 有名な山笠音頭は、この湖をつくる時に、人夫さん達によって歌われたのが始まりだそうです。