スノーシューで快適な雪山歩き  深入山(1,153m)  広島県



恐羅漢山から見た深入山


 1月15日
 「いこいの村」から山頂を往復しました。   所要時間は往路1:30、復路1:10でした。
 
 積雪は1m程度でした。山頂部にはほとんど雪がありませんでしたがきれいな霧氷が見られました。
 雪の状況は、豪雪から一転して、前々日からの気温の上昇と降雨により、小規模の雪崩が数カ所でおきていました。さらに、雪崩の前兆である大小のクラックもたくさん見られ、ルートの見極めには細心の注意をはらいました。

 雪山歩きには、今まではアイゼンと輪かんを使用していましたが、今回初めてスノーシューを使用してみました。結果は、輪かんに比べて思っていた以上に浮力もあり、傾斜地での雪面への食い込みもよく、快適に歩くことができました。
 スノーシューは5〜6年前から購入を検討していましたが、登山に対しては機能が今ひとつのところがあり見送ってきました。しかし、年々改良が加えられ、今シーズンは、より登山(登り下り)に適したモデルが発売されましたので、思い切って購入しました。今回は、傾斜20度くらいまでのところをダブルストックで歩きましたが、登りではほとんど支障がありませんでした。
 ただ、下山時は傾斜が急なところでは横向きや、ジグザグにおりるなどの工夫が必要でした。



山頂からの眺望


北方向


南東方向(恐羅漢山)



南方向

 

南西方向

 

  
根まわり穴

山頂の霧氷




スノーシュー


中腹の雪崩のあと




クラック