12月24日
牧の戸から扇ヶ鼻をめざしました。積雪は50cm程度で深いところは1mくらいありました。前夜の雪でトレースは消えており、アイゼンでは膝まで沈む状況でした。
幸いなことに、カンジキをつけた先行者のトレースに助けられて、扇ヶ鼻への分岐までは進むことができましたが、その後はラッセルをしながら扇ヶ鼻直前の急坂を2/3くらいまで進みました。しかし、その先は腰までもある深い雪につかまり、山頂を目前に登頂を断念して引き返しました。今回の失敗は、カンジキを携行しなかったことです。
しかし、10時頃まではガスがかかっていましたが、その後は青空が広がり、すばらしい冬景色を楽しむことができました。
沓掛山でダイヤモンドダスト
Am8:35 沓掛山を通過中、突然ガスがきれ、一瞬日が射がした逆光のなかに、きらきら輝きながら空中を漂う、無数のごく小さな光の粒を見ました。時間はわずか数秒間でした。当日はその一回だけで、その後は気温が上がったためでしょうか、再び現われることはありませんでした。
確認したわけではありませんが、この現象は、北海道など寒冷地で見ることができる、ダイヤモンドダストであろうと思っています。
10年くらい前までは久住山系で年に数回見ていましたが、近年は全く見ることができず、地球温暖化の影響であろうと、残念な思いがしていました。
今年は長期予報が修正され、寒い冬になるとのことであり、また出会うことができるのでは、と期待しています。今度出あったときは、是非写真におさめたいと思ってっています。
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