大平山(315.1m)~安見ヶ城山(300m) 福岡県



大平山山頂からの眺め


経路概念図 クリックで 拡大







大平山山頂から眺める嘉穂アルプス
左から、古処山、屏山、三角錘の江川岳、馬見山



2021年5月23日

 朝倉市の甘木公園から、大平山を経て安見ヶ城山へ周回した。
 今年は梅雨入りが早く、このところ雨や曇天の日が続いていた。それが、今日は久しぶりに良い天気。大平山の頂からは、小麦色の筑紫平野が見える。
 咲き続けていた春の草花は少なくなり、代わって、ヤマツツジやミヤマイボタ、それに、ネジキやムラサキシキブなど、木に咲く花が多く見られるようになってきた。
 春の早い時期から花をつけていた、ヤマモモやアケビは実を結び、サクランボは早くも黒く熟れている ^^
 もうしばらくすると、夏の花が咲き始める。しかし、今年の季節は今までにないような早さで進んでおり、植物も戸惑っているのでは・・・。

 追記
 山頂にあるある三角点の名称、「当正寺山」(とうしょうじやま)の由来を知りたいと思い、国土地理院の資料などを見てみた。
 国土地理院の資料によれば、三角点の設置は明治27年11月7日。(西暦1894年)
 所在地は朝倉市持丸字大平1番8。俗称、大平山、となっている。
 点名の「当正寺」は、別の古墳の資料にあった。その古墳の所在地は、「朝倉市大字堤字当正寺」と記載されている。
 大平山の三角点の位置は、大字大平と大字堤の境あたりにあり、三角点が設置された当時は、点名とされた「当正寺山」と呼ばれていたのであろう。



大平山山頂
山頂標識の左は二等三角点
点名は、当正寺山(とうしょうじやま)



安見ヶ城山山頂



ソクシンラン

 


白色タツナミソウ



ドクダミ



コナスビ



マルバマンネングサ



ミヤマイボタ



ムラサキシキブ



ネジキの実



ガクウツギ



ヤマツツジ



イズセンリョウの実



サルトリイバラの実



ヤマモモの実



アケビの実



熟れ始めたサクランボ



アセビの実



カラタチの実



ツマグロヒョウモン



ヒメウラナミジャノメ



モンシロチョウ



スズメ
 

ムクドリ


大平山登山口の甘木公園


噴水が高く上がる池



緑が濃くなってきたカエデ



プロペラのような、カエデの種子


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