古処山 (859.5m) 福岡県 |
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山頂からの眺め 左奥は耳納連山 中央奥は脊振の山影 右奥は三郡山地 |
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山頂からの眺め 中央は完成間近の小石原川ダム |
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古処山山頂 |
オオキツネノカミソリ 山頂に施された、シカよけネットの中 |
2020年8月14日 多くの家族連れで賑わう、遊人の杜キャンプ場の端を通り、山頂へ向かう。 やがて作業道に別れ、自然林の急な尾根を登る。 石灰岩の造形が現れると、周囲はおとぎ話に出てくるような苔の森にかわる。 古処山は「日本の貴重な苔の森」に認定されていて、このあたりは、その核心的なところであろう。 なおも登り、屏山からの縦走路へ合流して山頂に到着。 山頂からは西に三郡山や脊振の山々、そして、東には貯水が進む新しい小石原川ダムも見える。 山頂から西へ進み、地図の分岐から北方向へ下る。やがて、往路に出合って出発地へ戻った。 途中で見たギンバイソウは、ほぼ終盤。オオキツネノカミソリの花は二週間前と同じで、山頂に施されているシカよけネットの中に一株だけ。 オオキツネノカミソリの大きな群落があったところに敷設されている、シカよけネットの中も覗いていみた。しかし、ネットを張る前のシカの食害で、つぼみや花は全く見られレなかった。 下山のあとに、カリガネソウの群落を訪ねてみた。ここは昨年まで、薄紫の花が一面に咲いていたところである。 ところが、花は全く見られず、残っているのは茎と僅かな葉だけ。その様子すからすれば、ここにもシカの食害が及んだようで、残念に思う。 地域の宝ともいえる、貴重なカリガネソウを守る方策はないものか。地元の自治体や地域興しの団体などに、相談をしてみたい。 |
ギンバイソウ |
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オオハンゲ |
シギンカラマツ |
トキワハゼ |
アキノタムラソウ |
マツカゼソウ |
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ダイコンソウ |
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ヒメキンミズヒキ |
ミズヒキ |
マムシグサの実 |
ウバユリの実 |
アゲハ |
落ちていた、カケスの羽 |
古処山は、日本の貴重な苔の森に認定 ・日本蘚苔類学会 石灰岩を覆う苔の森 |
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