向耳納 むかいみのう (361.3m) 福岡県



シシウド


経路概念図 クリックで 拡大







山頂


2020年5月30日

 この山は、T君と祖父母ともに初めてである。今日はT君の地図読みの練習を兼ね、彼を先頭に進むことに。
 T君は出発地の親水公園で地図を見て、進行方向を決める。同時に、次の分岐までの距離と、地図の上で確認できる橋などを記憶して、元気に出発。
 県道800号を南東へ進み、地図で確認していた橋を渡る。やがて、県道から右へ分岐する林道に到着。ここで地図を見て県道と別れ、林道へ進む。ほどなく、林道が進行方向に鋭角に分岐。ここも地図で確認しようとするが、分岐の角度が狭すぎて地図での判断は困難。さて、どうするか。T君が手がかりを探していると、小さな道標見つけた。
 そこから道標に沿い、草が茂る左の林道へ進む。しばらく進んだところで地図を見て、川や山などの地形から進路が間違っていないことを祖父と確かめる。
 さらに林道を進むと、徒歩道が左右に分岐。ここには、詳しい道標がある。T君は念のために、ここでも地図を見る。そして進行方向を確かめ、左の徒歩道へ進む。
 そこから先は、進行方向が変わる所や傾斜が大きく変わる所で、現在位置を地図上で予想してみる。続いて、GPSが示す緯度経度の数値から、地図上の現在位置を確認。すると、T君が予想をした地図上の位置と、ぴったり一致(^^)
 地図読みをゲーム感覚で繰り返しながら進むと、やがて山頂に到着。
 山頂は樹林の中。展望は得られないものの、小さな広場になっていて椅子もある。
 山頂で、オオルリなどの声を聞きながら一休み。そのあと、往路を引き返して親水公園に戻った。

 

ピンク地はT君撮影


山頂の四等三角点
点名は向耳納(むかいみのう)
上記は国土地理院の「点の記」による



ガクウツギ



スイカズラ



ウツギ(卯の花)



ベニバナユウゲショウ



ハルジョオン




出発地の一ノ瀬親水公園
地図を見て、進行方向を決める


 
ウツボグサ

 

ミズタビラコ



 県道800号を進むと、林道の分岐点に着く
ここも地図を見て進む方向を定め、
右へ分岐する林道へ


 
ミツバツチグリ



ドクダミ

 

 

手前から奥へ、林道がY字に分岐
この分岐は角度が狭く 地図で
進路を見定めるのは困難
小さな道標を見つけて、左の林道へ進む

 

シシウド


 
ヤマクワの実


 
ベニツチカメムシ


 
イヌビワの実



林道の両側は自然林に



バッタ



カタツムリ



林道をさらに奥へ


   
林道から徒歩道への分岐点



急傾斜を横断するように続く徒歩道

  


急坂を登る




アッツ、飛んだ

飛ぶ鳥の影を見つけてストックで示す



帰り道 ヒノキ林を下る



T君の腰のあたりまで
積まれたケルン



林道に沿う渓流



大きなシシウドの前に立ってみる やっぱりシシウドのほうが高い


 
オオルリ
この画像は、祖父が以前に撮っていたもの



 
ユキノシタ



ウスキムヨウラン


Back