グライダー山(約640m)~白山(677m)~発心山(697.5m) 福岡県 |
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グライダー山の山頂から、淡く霞む筑紫平野の眺め T君撮影 |
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経路概念図 クリックで 拡大 |
グライダー山山頂 |
2020年5月11日 麓にある若宮八幡宮から、グライダー山へ向かう。農道を1kmほど進み、そこから徒歩道に入る。 急坂の登山道は整備が続けられているようで、土に掘り込んだ階段や、倒木を取り除いた鋸の新しいあとも見える。それに、簡素で分かりやすい道標も。登山道の保全をして下さっている皆さんのセンスは、見習うところが多い。 登山道は、U字形に大きく窪む古道に沿って続く。中腹まで登ったところで、先頭を歩くT君の足元から、不意に大きな羽音とともにヤマドリが飛び立った。 T君は一瞬のできごとに「アッ」と声をあげて「びっくり仰天」。初めての経験に強い緊張が走ったようで、表情が硬くなっているように見える。 ヤマドリは、天敵が来たときに至近距離に近づくまで待って、いきなり飛び立つなどの習性をT君に伝えながら登る。 グライダー山の頂は見晴らしが良く、広い筑紫平野は熟れ始めた麦で黄金色に見える。 山頂の一角には、山名の由来となっている「日本公認滑空機滞空日本新記録達成」の記念碑が建っている。 山頂からの風景を眺めたあと、白山へ向かう。耳納スカイラインを東へ進み、夏目漱石の句碑のところから徒歩道に入る。白山の山頂は樹林の中。写真を撮って休まずに通過。 再びスカイラインに出て、発心山へ向かう。山頂に近づいたところから徒歩道に入る。 発心山の山頂は平たい城跡で、吹き渡る初夏のような風が心地良い。城跡は一般的に、見晴らしが良い。しかし、ここは周辺の樹木が伸びて北方向の雄大な展望はほとんど得られない。 山頂から、周回路にある発心公園へ下る。少し下った所は開けていて見晴らしが良く、英彦山や嘉穗アルプスの山々が淡く見える。やがて樹林に入り、中ほどまで下ったところでお昼ごはん。三人並んでおにぎりを食べていると、若葉の奥からオオルリやキビタキの声が続く。食事中のT君が突然、「鳥」、と言ってカメラを構える。彼の頭上にやってきたのは、巣立って間もないヤマガラの幼鳥である。 食事を済ませ、心地良い樹林の中を発心公園へ下る。今回歩いたスカイラインから発心公園にかけては、「句碑を辿る漱石の道」に重なる。発心公園でも漱石の句碑を見て、出発地に戻った。 |
ピンク地はT君撮影 |
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出発地である、若宮八幡宮からの眺め |
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グライダー山山頂からの眺め JR草野駅で離合する列車・久大本線 |
発心山山頂の二等三角点 点名は発心山 |
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ツクシノイバラ |
T君が途中で見つけた、四つ葉のクローバー 一日遅れで「母の日」の贈りものに^^♪ |
補助ロープのある崖を登る |
カラスビシャク |
ハハコグサ |
崖の中ほど 手足を使ってよじ登る 頑張れT君! |
イヌホオズキ |
オドリコソウ |
倒木を越える |
ガクウツギ |
ヒメコバンソウ |
登山道にある道標 |
タツナミソウ |
ノアザミ |
グライダー山山頂 8年前のT君と今のT君との背比べ |
満開のフジ |
白山山頂 |
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ホウチャクソウ |
キランソウ |
白山への分岐にある、夏目漱石の句碑 「濃かに弥生の雲の流れけり」 (こまやかに やよいのくもの ながれけり) |
マムシグサ |
コウリゾナ |
発心山山頂 |
ウマノアシガタ |
スイカズラ |
発心山の山頂から少し下った展望地 |
ザクロの花 |
熟れ始めたビワの実 |
二の滝のところに設えられている祠 上段は祠の奥にある石像 |
キクラゲ おいしそうです♪ |
ヤマミミズ |
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モンシロチョウ |
ツマグロヒョウモン |
下山してきた、発心山の登山口 |
アカタテハ |
T君の頭上にやってきた、ヤマガラの幼鳥 |
下山路の発心公園にある夏目漱石の句碑 「松をもて 囲ひし谷の桜かな」 |
周回路から見る、今日登った山々 |
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帰り道 両側に柿園が続く中を進む |
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アマドコロ |
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キアゲハ |
アオスジアゲハ |
ニシキウツギ |
カワトンボ |
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