大根地山(652.0m) 福岡県 



山頂からの眺め T君撮影 飯塚市方面 左の山塊は、左端から宝満山、仏頂山、頭巾山、三郡山 右奥は霞む福智山


経路概念図 クリックで 拡大







山頂 
後方左は仏頂山、右は三郡山


2020年4月29日

 T君がこの山に登るのは六年ぶり、二回目。前回は、小学一年生の時であった。
 国道200号沿いの登山口から、山頂へ向かう。
 集落を過ぎたところにある、甕冠(かめかんむり)神社に参拝。その前で林道と別れ、徒歩道へ進む。
 
人工林の急坂をジグザグに登る。しばらく進むと、T君はブランコにちょうど良い大きな葛を発見。
 彼は自ら乗ろうとするが、高すぎる。そこで、祖父に抱っこをしてもらってブランコに。T君はニコニコしながら大きく揺らす。しばらく揺らしていると、お尻が痛くなって降りようとする。ところが、自分で降りるのはちょっと怖くて、どうしても無理。
 T君は大きな声をあげながら助けを求め、再び祖父に抱っこをしてもらって、どうにか着地。まだまだ、甘えん坊です ^^;;
 山頂は見晴らしが良く、近くにはT君が登った宝満山や三郡山が堂々とした山容を見せる。
 山頂から往路を引き返す。途中では六年前に見た、ムササビの巣穴を三人で探しながら下る。 すると、祖母が「あれ」と指で示す。すかさず、T君は「さすが、おばあちゃん」と満面の笑みで応える。
 巣穴の周りには、出入りの真新しい爪痕がたくさんついている。そこで、T君と祖父は示し合わせて、ムササビの撮影をしてみることに。
 T君は、巣穴にピントを合わせてカメラを構える。祖父は巣穴の中にいる動物に顔を出させる、ある技を試みる。しかし、中にいるであろうムササビの反応はなし。残念、でした ^^

ピンク地はT君撮影


山頂からの眺め 中央は、昨日登った砥上岳



山頂の二等三角点 
点名は大根地



ホウチャクソウ



マムシグサ



オドリコソウ



国道200号沿いの登山口
ここには、旧長崎街道の看板も



シャガ



ムラサキサギゴケ



祖父と登山道を進む



チャルメルソウ



ミツバツチグリ



人工林の中を登る



タチツボスミレ



ツボスミレ



道標がある、登山道の分岐点 



ワラビ



フデリンドウ



涸れた沢を渡る



ジロボウエンゴサク



ムラサキケマン



大きな蔓を見つけてブランコ遊び
しばらくすると、お尻が痛くなって
大きな声で助けを求める
ブランコの位置が高く、乗る時も降りる
時も祖父が抱っこをして手助け ^^;;


クサイチゴ



ヤブニンジン

 

サツマイナモリ

 

イズセンリョウ

 

自然林を登る


 
アキグミのつぼみ

 

クマケムシかな?



マムシグサと背比べ

 

 
山頂からの眺め 飯塚市側の谷筋



ホオジロ

 

山頂に近い開けた登山道

 

山頂はもうすぐ

 

ムササビのものと思われる巣穴
巣穴の周の状況から、ムササビは今も使って
いて、この時間は中で眠っているのであろう

巣穴から顔を出させる技を試みたが反応は
なく、残念でした

巣穴の下の方には、ムササビの爪痕
と思われる細く剥がれた樹皮も

 

 
途中にある甕冠(かめかんむり)神社
登る時りと下山の時にお参り



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