日王山・ひのおうざん (213.2m)   福岡県

 

山頂から田川方面の眺め  T君撮影



出発地の筑豊緑地 後方は日王山


経路概念図 クリックで 拡大







日王山山頂


2019年12月15日

 今日は穏やかな冬日より。筑豊緑地の駐車場から、山頂へ向かう。
 広い緑地に山頂方向を示す道標はなく、地図を見ながら緑地を抜け、田川へ通じる古道に入る。
 古道を歩く人は少ないようで、荒れぎみの石畳を進んで烏尾峠に到着。
 峠から、田川方向に少し下ったところで左折。この左折地点には古いテープの目印があり、日王山を示す倒れた小さな道標がある。
 左折地点から、山道を登る。ルートは尾根に沿い、途中には筑前と豊前の国境石も立つ。
 T君は久しぶりの登山に心が弾むようで、写真を撮りながら快調に登る。
 自然林や人工林の中をしばらく登ると、山頂に着く。山頂は小さな広場。周囲に立つ灌木の枝越しに、T君が以前に登った福智山や大坂山が見える。
 山頂で一休みしたあと、周回路を下る。やがて、分岐点地図のAに着く。すると、予定をしていた直進方向は、進入を遮断する横断ロープが張られいて、その説明書きはない。
 仕方なく、予定のルートを変更して右折。ふれあい熟へのルートを下る。
 広いふれあい熟の舗装された園内道を下り、一般道に出て出発地へ戻った。
 今回のルートに道標はほとんどなく、地形図とコンパス、それにGPSを使いながら進んだ。
 
 追記
 昨日は嘉麻市で「嘉穗アルプス登山ガイド」の養成講座があり、T君とやませみ、かわせみの三人で参加した。
 T君の参加目的は、彼が今年の目標にしている「花や木の名前をたくさん覚える」ため、など、など。
 講師は「筑豊博物研究会のAさん」と「やませみ」の二人。
 副題は「知って、護って、伝えよう」である。
 内容は、嘉穗アルプスの自然を理解するもので、花やコケ、貴重な樹木など。さらに、ニシキキンカメムシやサンショウウオなどと盛りだくさん。講座は2時間余りにわたり、映像と印刷物で紹介された。
 T君の感想は「一番勉強にになったのは、古処山が石灰岩からできていること」、「二番目は、嘉穗アルプスにサンショウウオがいること」であった。

ピンク地はT君が撮影


筑豊緑地から見える日王山



烏尾峠へ通じる古道に立つ
「黒田如水・長政の通った道」案内板



烏尾峠の地蔵堂
 


古道を通った山頭火の句碑
「迷うた道でそのまま泊まる」
 



ルート沿いに立つ国境石



フユイチゴの実



国境石の方向を示す案内板



サルトリイバラの実



筑前の飯塚と豊前の田川を結ぶ
古道を進む



古道を通った柏原益軒など、
歴史上の人物の紹介板
 


ナンテンの実

 

カエデの紅葉



古道の烏尾峠から下る
ルートは、少し下ったところで左へ分岐
分岐点はややわかりづらいが、
古いテープと倒れた小さな道標がある

 


ハゼの紅葉



ヨメナ







ホトケノザ 見事な構図です



アオサギ



自然林を進む



筑豊緑地の池に浮かぶカモ



国境石

 

   山頂の二等三角点
   点名は烏尾


 
山頂から周回路を下る

 

ストックを上手に使って、急坂を下る



冬の日射しの中をの中を

 
 
ふれあい熟へ向かう途中の木橋



ゴールは近い


 
ゴール間近の筑豊緑地で
歩いてきたルートを見る
 



すぐ先には、出発地の駐車場が見える


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柿の実を食べるメジロ


 
ムクドリ