犬鳴山・熊ヶ城(583.6m)~高揚山(529m)~西山(644.6m)~辰ノ平(631.2m)~往来岳(595m)~
              草場山(595m)~御別館山(616m)~狭岳(約610m)~脇田岳(605m) 合計9座 (福岡県) 



西山山頂からの眺め 古賀市方面 奥には霞む玄界灘

 

経路概念図 クリックで 拡大





 

犬鳴山登山口


2019年7月7日

 今日の計画は、たくさんの峰々が連なるルートへの周回である。計画のうち、T君がこれまでに登っているのは西山一座。
 宮若市にある犬鳴ダムの駐車場から、犬鳴山へ向かう。
 登山口から、補助ロープがある急坂をよじ登る。やがて尾根に出たところで、進路を間違えて直進。すぐに気づいて引き返し、自然林の中を進む。
 犬鳴山の頂は、樹木に囲まれた小さな広場。一息入れ、次の高揚山を目ざす。
 幾つもある小さなピークを巻きながら進むが、やがて、連続するピークの登り下りを繰り返す。
 途中で、右手前方向に鋭角に下るところを直進してしまい、そこで昼食。引き返して分岐を見つけ、正規のルートを進む。
 二つ目の高揚山は樹林の中。写真を撮ってさらに進む。やがて、こもの峠に到着。ここは先月、西山へ登るときに通ったところである。T君は良く覚えていて、先になって急坂を登る。
 西山の山頂は、見晴らしの良いところである。しかし、この日は霞が濃くて、海岸や玄界灘はかすかに見えるだけである。
 西山から、南へ連なる尾根を下る。やがて、四つ目の辰ノ平に着く。さらに進み、往来岳、草場岳を経て七つ目の御別館山に到着。出発をしてここまで、10km、7時間ほど。T君の体調を尋ねると、いたって元気。「暴れん坊将軍」のメロディーを口ずさみながら、快調に進む。
 しばらく進むと、計画にはなかった「狭山」の標識を発見。T君は、「山が一つ増えた」と、はしゃぎながら進む。やがて林道に出て、それを下る。林道を進みながら、横に見る小高いピークに登ってみては、脇田岳を探す。
 幾つか探して、ようやく脇田岳を見つけた。その場で、T君は全8座+おまけ1座の合計9座の登頂を達成して、「バンザ~イ」。
 林道へ戻って、さらに下る。途中で分岐する登山道を探しながら、かすかな踏み跡を見つけ、少し下ってみては引き返して、なおも林道を下る。
 やがて、左へ分岐する踏み跡を見つけて、それを下る。補助ロープが続く急坂を下ると、涸沢に出る。沢から再び山腹へ登る所がヤブのようになっていて、取り付きが分からず、しばらく探しようやく見つけて下る。
 再び沢に出て涸沢の中を下り、堰堤用の古い作業道に出る。そこから作業道を下り、県道に出合って駐車場へ戻った。
 T君、10時間を越える、長い長い時間を元気に歩き通して、お疲れ様。

 今回はルート間違いやルート探し、さらには山頂探しなどに多くの時間を要してしまった。理由は、地形図に描いた正確で見やすい縮尺のルート図を準備できなかったため。
 これを教訓に、準備は十分にして山へ向かうようにしたい。


ピンク地はT君が撮影撮 


犬鳴山山頂

 
名前がないのは、調べ中


タマゴタケ

 

コテングタケモドキ





 





最初のピーク 380m標高点


ムキタケ







急坂を登りながら、祖父母を待つ





 

セミの抜け殻



自然林を快調に進む



ウマオイ

 

ツマグロヒョウモン



最初の犬鳴山山頂





ヤマカカガエル


 
ミノムシ 背景は携行している地図



犬鳴山の三等三角点
点名は、熊ヶ城

 

オオルリソウ

 

コマツナギ



T君の顔ほどもある、大きなサルノコシカケ
こぶしでたたいてみるが、びくともしない

  

タマゴタケを撮る



案内板を見て手持ちの地図で
現在位置を確認する


 

鹿見別れ

 

高揚山山頂・二つ目


 
こもの峠

 

西山山頂・三つ目

 

ルートを横断する
真新しい作業道へ降りる

   
 
辰ノ平山頂・四つ目

 

往来岳山頂・五つ目


 
シカよけネットを開けて通り、
すぐに閉めて紐で縛る


 
草場岳山頂・六つ目



御別館山山頂・七つ目

 

狭岳山頂・八つ目

  

脇田岳山頂・九つ目

全山登頂 バンザ~イ



県道21号沿いの下山口に到着


 
アサギマダラ

 

ツマグロヒョウモン
T君の説明によれば、交尾中


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