笠置山(425m) 福岡県



山頂からの眺め 飯塚市方面 正面遠くには、穂アルプスが淡く見える


経路概念図 クリックで 拡大






登山口


2019年7月6日

 T君にとっては、初めての山である。車は登山口に近い、車道脇にある広めのスペースに駐車。
 登山口から、竹林の中を進む。しばらく登ると、足もとに白いレースのキノコを発見。
 T君は、初めて見る美しいキヌガサタケをカメラに収め、さらに登る。すると、少し登ったところで、また数本のキヌガサタケを見つけた。

 そこには、頭を出したばかりのタマゴと言われるものから、すでに萎み始めたものまである。T君はそれらを撮って竹林に別れ、自然林を登る。
 自然林では、黄色いウスキキヌガサタケが出ているのではと、T君と祖父母の六つの目で探しながら登る。しかし、その姿を見つけることはできなかった。

 山頂は城跡で大きく開け、三郡山や嘉穗アルプス、それに英彦山や福智山など、T君がこれまでに登った山々が淡く見える。
 山頂から、キビタキの声を聞きながら周回路を下り、やがて、澄んだ流の千石峡に出る。

 すると、近くから「ホーホケキョ」の声。すかさず、T君も口笛で「ホーホケキョ」。すると、木立の中から再び「ホーホケキョ」。彼の上手な口笛に、ウグイスが応えたようだ。
 千石峡の清流を眺めながら、車道を進む。途中にはアユを釣る人や、川遊びをする数組の家族連れも。

 さらに進み、川幅の広い所に出合った。すると、T君は「水切りをしたい」と希望。
 川原に降りると、彼はすぐにザックをおろす。そして、形の良い小石を拾い、腰をかがめて水切りを開始。
 数回繰り返すうちに、投げた小石のジャンプが段々多くなって最大八つにも
 やがて千石峡から離れ、一般車道を進んで出発地に戻った。

ピンク地はT君が撮影撮


①キヌガサタケの卵
段々大きくなって、明日には
右、②のような美しいキノコに


②キヌガサタケ



カミキリムシが羽化して
外に出たばかりの穴
穴の下には、白くて新しい木の粉が


③キヌガサタケ
②の美しい形から1~2時間後には
このように萎み始める
撮影した①②③の写真は、
②の近くで見たもの



イズセンリョウの実



千石峡で泳ぐ大きなコイ 全部で3匹



登山口からしばらくは、竹林を登る



キヌガサタケを撮る



中腹の自然林を登る



倒木を越える



スダジイの古木



急坂を登る



山頂手前の祠に参拝

 

山頂

 

広い山頂 ここは見晴らしが良い城跡

 
 

下山口の千石峡

 

千石峡の清流に沿って、
祖父とアユ釣りの話をしながら下る

 

美しい清流を見ながら下る

 

水切り遊び 拾った小石を投げる



千石峡の清流で水切り遊び 投げた石のジャンプ数は、最大は八つ 上手になりました
その一瞬をコンパクトカメラで捉えた祖父の技は、カワセミの撮影で磨いたもの ^^


 


千石峡のトントン井堰

 

 
千石峡を過ぎ、車道を歩いて出発地へ



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